バンドマンは、自分たちが鳴らす音を「作る」。音作りとは、ざっくり言うと出る音を調整することになるのだが、ここに音の良い悪いがあるから、神経質になってチマチマ調整をする。
で、問題なのがこの音の善し悪しであって、誰にとっての良いなのかによって、目指すべき場所がだいぶ変わる。
いや、変わるのか?正直変わるのだろうけど、でも結局音作りの権利は自分に集約されるので、最終的に自分本位になりはしないか?
そもそも自分の思う音の善し悪しは日々変わっていって、少なくとも数年前まではテレキャス(ギターの一種)の音なんて大ッ嫌い!だったし、今自分が作る曲の自分のパートにはレスポール(ギターの一種)の音は似合わない。
じゃあ音作りなんてせんでもよかろうに、というのも一つの真理かもしれないが、何となく自分の気持ちがそれを許さない。
なんというか自分の音楽を、演奏を聴いてくれる人がいるのだから、実力がどうとか好みがどうとか正解がどうとかよりも、自分の持ち札全てをフルに使ってぶつかりたいのだ。大事なデートだから精一杯おしゃれしていくみたいなものかもしれかい。違うかもしれない。
いずれにしても、できるだけの手を尽くしてライブやるので、お待ちしてます。押忍!
了
ギターアンプ。いっぱいあるツマミをあーでもないこーでもない言いながら回す2時間。
信頼のおけるエフェクター諸兄。大感謝。